民団新聞 MINDAN
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農楽のリズム響く

大阪・生野で民族文化祭



御幸森商店街をパレードする農楽隊

 【大阪】毎年恒例の祭り「第19回生野民族文化祭」が28日、同文化祭実行委員会(咸忠男委員長)主催のもと市立御幸森小学校で盛大に行われ、約2000人の観客を楽しませた。

 農楽や民俗あそび、綱引き、タルチュム(仮面劇)など、多彩なプログラムに観客も大喜び。今年のメインは、3、4世が演じたマダン劇。主人公が在日として苦悩しながらも、様々な人との出会いを通じ民族にふれ、真の自分の姿を見つけるというストーリーで、実行委員の金政美さんは「在日の生き方の一つとして見てほしい」と語っていた。

 また、前日行われた農楽パレードでは、地域のオモニやオリニ、青年ら50余人が華麗な衣装を身にまとい、ケンガリやチャンゴの音も高らかに御幸森商店街をぬけ、生野の街を練り歩いた。


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民団と総連が合同パレード

生野区民まつり

 【大阪】在日同胞が最も多く居住する生野区の「第28回区民まつり」が21日に開かれ、民団(代表=趙文豪生野東支部団長)と朝鮮総連(代表=任宗孝生野東支部委員長)合わせて130人が合同参加し、御勝山南公園から巽公園までを行進した。

 生野にある東西南北の4支部が持ち回りで出演し、今年は生野東支部が主管した。総連と合同で参加するのは昨年に続き2度目で、32チーム中16番目にスタート。2つの大韓半島旗を先頭に金基彦民団同支部副団長をはじめとした民団幹部や婦人会のオモニ、青年会員らは、韓半島旗を振りながらチャンゴをたたき、勝山通りを埋めた観客の目を楽しませた。区役所関係者は「終始和気あいあいと仲良く行進し、本当にすばらしかった」と喜んだ。

(2001.10.31 民団新聞)



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