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丹誠込めた作品紹介

東京、京都の婦人会が展示会



 婦人会東京本部(康仁順会長)主催の国際文化作品展示会が24、25の両日、東京・南麻布の韓国中央会館で開催された。

 今年は、258人が393点の作品を出品した。数年前から日本の婦人にも参加枠を広げ、今年も61人が出品した。

 年々、レベルが高くなる作品だが、今回も書、陶器、絵画をはじめ、絵付けのコーヒーカップや本物と間違うほどのケーキをかたどったロウソクなど力作が並んだ。  会場を訪れた観客らは、一点一点目を凝らしながら見入っていた。また今回は、ムグンファのコサージュの実演も行われ人気を呼んでいた。

 康会長は「ムグンファが好きで何かできないかと考えていた。気軽にマスターでき、趣味と実益を兼ねた」と話し、会員らとコサージュ作りを楽しそうにこさえていた。


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 【京都】婦人会京都府本部(李愛子会長)は手芸、陶芸、編物、絵画、書道など様々な分野で会員が丹誠を込めた手作りの作品を紹介する「第二回文化展」を27、28日の両日、京都韓国学園で開いた。作品は全部で230点余り。100人の会員が寄せた。

 南京都支部の李連岳さんの書道作品は、日ごろ在日同胞の多住する南支部や伏見支部管内を巡回してオモニに指導しているというだけあってプロ顔負けのできばえ。墨絵教室に長年通うというオモニたちが描いた動物をモチーフにした日本画も注目を集めていた。「これ、本当にオモニたちが描いたの」と若い女性がびっくりする光景も。

 オープニングには婦人会中央本部から夫順末会長が駆けつけた。

(2001.10.31 民団新聞)



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