東京韓国学園（孫性祖理事長、金龍満校長）の初等部児童が米国での同時多発テロへの怒りと平和への祈りを込めた全校生合同作品を制作、３日の「作品展」＝写真＝に出品した。タイトルは「５大洋６大州」。
中心の陸地部分を様々な民族衣装を身にまとった人形が取り囲み、周りを取り囲む海には平和に向かって進む船を置いた。周囲にはテロで破壊された米の貿易センタービルや南大門、平和の塔、オペラ座、凱旋門、スフインクスなどのモニュメントを配した大がかりな作品。米貿易センタービルには「テロはいやだ」の文字が描かれている。
同展覧会は東京韓学が４年に１度開く大がかりな祝祭行事。今年は初等部児童が一人平均５点の力作を出品、全部で２０００点の絵、工作、デザイン作品が並んだ。統一テーマは「世界は一つー手に手をつないで未来に向かって」。
（2001.11.07 民団新聞）
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