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婦人会愛知・創立50周年祝う

養老院に車いす10台寄贈



会員ら500余人が参加した
婦人会愛知の50周年式典

 【愛知】婦人会愛知本部(朴甲順会長)の創立50周年記念式典が16日、名古屋市のホテルで会員ら500余人が出席して開催された。

 会場には柳洲烈駐名古屋総領事、民団中央本部の金宰淑団長、崔東佑民団愛知県本部団長、夫順末婦人会中央本部会長、各県下婦人会長ら多数が参席し、式典に色をそえた。

 朴会長は「少々のことにはめげず、あらゆる差別と苦難を乗り越え生きてきた1世のたくましさには頭が下がるばかり。50年のこの節目に、私はこんなに多くの諸先輩と後輩に囲まれ、本当に幸せ者」と深く感謝しながら、「今後も社会福祉活動により一層力を注いでいきたい」と決意を語った。また民団中央本部の金団長も祝辞の中で「婦人会愛知50年の歴史とその活動は在日同胞社会の誇りだ。婦人会の活性化は民団の活性化につながると言っても過言ではなく、今後も頑張ってほしい」と激励した。

 続いて朴会長から愛知の在日同胞・社会福祉養老院「永生苑」へ車イス10台の目録が贈呈された。昨年12月に6台の車イスを寄贈したが、50周年を祝う善意の賛助金を有効に利用しようと、新たに10台を購入して伝達した。

 組織功労者への表彰授与式では、申順南、李寿坤、具日會、韓明洙、金光順、許奉伊、鄭渭順の7氏の歴代本部会長らをはじめ45人に表彰状が手渡された。

 婦人会同本部は昨年12月、2年半をかけ集めた約1dのアルミ缶で6台の車イスを購入し、永生苑に寄贈するなど、本部と14支部が一丸となり数多くの社会福祉活動を手掛けている。また、30年にわたって続けてきたオモニ・バレーボールは、若手の新規会員の拡大や既存会員の活発な交流を促し、婦人会組織の確立に貢献してきた。

(2001.11.21 民団新聞)



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