民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー



◆閣議、鉄道民営化案を確定

 政府は4日、李漢東国務総理主宰で閣議を開き、「鉄道産業発展および構造改革に関する法律案」と「韓国鉄道施設公団法案」など鉄道民営化関連法案を審議議決し、国会に提出した。法案の骨子は、既存の鉄道庁と高速鉄道公団を統廃合し、鉄道施設部門は来年7月発足する鉄道施設公団が受持っている鉄道運営部門は政府出資形態で鉄道運営会社を作って移管した後、段階的な株売却を通じて、完全民営化するというもの。


◆韓国、「航空安全1等級」を回復

 林寅澤建設交通部長官は6日、「ハバード駐韓米大使から、今日付けで韓国の航空安全等級を2等級から1等級に上方修正するという公式通知を受けた」と明らかにした。今年8月17日に米連邦航空局(FAA)から航空安全2等級の判定を受けてから3カ月20日ぶりに1等級の地位を回復した韓国は、これで韓国国籍航空社の米国内の新規運航や増便、機種の変更、コードシェア(共同運行)などが可能になった。


◆ブランド価値、最高は三星電子

 韓国企業ブランドのうち、最も高価な企業は「三星電子」で、商標価値が8兆8002億ウォンという調査が出た。2〜5位に選ばれたLG電子、SKテレコム、韓国通信、ポスコ(旧浦項製鉄)のブランドも1兆1000億〜3兆6000億ウォンの価値があるという。産業資源部と産業政策研究院が4日にソウルで開いた「2001企業ブランド価値評価」セミナーで、韓国を代表する20のブランドを選定し、その価値を金額計算して発表した。


◆都市勤労者の貧富の差が深刻

 統計庁が5日に発表した「都市勤労者世帯の所得別の家計収支」によると、今年第3四半期、上位10%の月平均の所得は698万3000ウォンで、下位10%の76万5000ウォンに比べ9・1倍であった。昨年同期の8・5%に比べ所得格差はさらに広がった。上位10%の住宅所有の比率は、10世帯のうち8世帯なのに比べ、下位10%は10世帯のうち4世帯に過ぎなかった。また、上位10%の消費者支出は下位10%の3・8倍に達し、教育費は数10万ウォンの差が出た。


◆「輝かせた韓国人」に119救助隊

 アリアンツ第一生命が毎年選定している「今年を輝かせた韓国人」賞の大賞に「大韓民国119救助隊」が選ばれた。また、その外にも国立癌センターの病院長である李ジンス博士、マラソン選手の李鳳柱氏が受賞した。大賞受賞者に賞金2億ウォン、その他の受賞者には賞金5000万ウォンとトロフィーが贈られた。「今年を輝かせた韓国人賞」はアリアンツ第一生命が昨年初めて制定した賞で、今年1年間、韓国社会の発展に貢献した団体や個人を選定するもの。


◆ベストセラーアルバムは『恋歌』

 今年1年間に最も多くリリースされたアルバムは、この春発売されたオムニバスアルバム『恋歌』(166万枚)だった。一般アルバムはg.o.dの『道』(143万枚)、金健模『ごめん』(135万枚)がミリオンセラーとなり、それぞれ2、3位を記録した。レコード会社(株)メディアシンナラがリリース量とレコード各社の資料を集計した統計によると、3〜10位はチョ・ソンモ『さようなら僕の愛するひと』(99万枚)、ブラウン・アイズ『もう1年』(62万枚)、COOL『Jumper Mambo』(59万枚)、ポジション『I Love You』(50万枚)、カンタ『北極星』(48万枚)、神話『Wild Eyes』(42万枚)、WAX『化粧を落として』(41万枚)の順だった。

(2001.12.12 民団新聞)



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