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JAWOCのユニホームのモデル にも選ばれた在日同胞の ボランティア、李貴子さん |
在日同胞は韓日の架橋「地域構成員として参与したい
二人三脚&v婦で参加も
今大会では韓日両国で約1万6500人ずつのボランティアが活躍するが、在日韓国人後援会では在日同胞が地域住民として、共催ムードを高めるため、大会本部に約100人、日本の各開催地に約100人規模のボランティアを派遣していく。ボランティアたちの意気込みを聞いた。
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ボランティアでも韓日共催
李貴子さん(横浜市)
日本組織委員会が行ったボランティアユニホーム発表会。本番で活躍する4人のボランティアがモデルに選抜されたが、その一人に在日韓国人3世の李貴子さんが選ばれた。横浜市在住で2児の母である李さんは、事務職員をする傍ら、横浜にあるパシフィコ横浜に設置される大会本部に配属予定。
「当初は在日韓国人がボランティアに採用されるのか不安でしたが、民団新聞で在日韓国人後援会を通してJAWOCのボランティアに参与するという記事を目にして、すぐに応募しました」。
JAWOCと民団の共同で神奈川県本部で行われた在日韓国人ボランティア対象の研修会にも参加し、「本番に向けて気持ちが高ぶってきました。ボランティアでも韓日共催を成功させたい」と目を輝かせている。
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地域社会国際化に貢献したい
朴慶龍さん(31・東京在住の在日3世)
「年齢や性別、職業や国籍を越えて日本全国から集まったボランティアの人たちと協力しながら、この世界最大のイベント成功に参与したいと考えています。地域の皆さんと2002年ワールドカップ杯の成功という共通の志≠持って活動することで、地域や分野の壁を越えたネットワークを築き上げていきたい」。
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1韓国語を学び夫婦で奉仕へ
民団神奈川・鶴見支部の韓国語講座で学ぶ小田弘美さん
「民団の支部で行われている韓国語講座で募集の話を聞き、夫婦でボランティアに申し込みました。韓国語にはまだ自信がありませんが、本番までにはもっともっと上達し、在日同胞の皆さんと一緒に頑張ります」。
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韓日のために役に立ちたい
韓震植さん(51・民団神奈川県央大和支部支団長)
「研修会などに参加して、ボランティアの重要性がよく分かった。在日韓国人として、そして地域構成員の一人として、韓国と日本のために、世界から訪れるサポーターたちに満足してもらえるよう、日本の人たちと二人三脚を組みたい」。
(2002.01.01 民団新聞)
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