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神奈川県庁での授賞式 |
神奈川県ボランタリー基金から奨励賞を受賞
多文化共生の取り組みを評価
【神奈川】横浜市内で多文化共生を目指して子ども会など地域活動に取り組んでいる「信愛塾」(李根秀・瀬戸英治代表)が23年間にわたる実績を認められ、このほど神奈川県「ボランタリー活動推進基金21」の01年度奨励賞を受賞した。
同基金はボランタリー活動促進のため昨年、県が新設した。審査ではこれまでの活動とこれからへの期待を加味して「信愛塾」のほか、「フリースペースたまり場」「寿支援者交流会」「アジアの女性と子どもネットワーク」「パーソナルサービスセンター・トムトム」の5団体が選ばれた。賞金は100万円。授賞式は昨年12月19日、県庁で行われた。
「信愛塾」は78年秋、在日大韓基督教会横浜教会と横浜の民族差別と闘う会の支援のもと、在日同胞子ども会として生まれた。いまは子ども会はもとより日本人子弟を含む地域の子どもたちの補習授業、韓国語講座など多岐にわたっている。
(2002.01.16 民団新聞)
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