民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
センター入試・外国語選択科目に「韓国語」



外国語試験に臨む受験生
(慶應義塾大学三田西校舎試験場で)

 外国語の選択科目に初めて「韓国語」が加わった大学入試センター試験が19、20日の両日、全国684会場で一斉に行われた。

 外国語の受験者数は55万46人(速報値)で全受験者数の91・4%に上った。これは昨年比0・7ポイント高く、90年のセンター試験開始以来、初めて上昇した。このうちどれだけの受験生が韓国語を選択したかは明らかになっていないが、慶應義塾大学三田西校舎試験場では事前登録で2人が「韓国語」を選択している。

 「韓国語」の問題を分析した民団中央本部の鄭夢周文教局長は「韓国の標準語が土台となっており、レベルは全体的に高い。どちらかといえば発音に重点が置かれている印象。日本の高校で行われている韓国語の授業でも、教習と学習指導要領が整備されていくことが必要」と話している。

(2002.01.24 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ