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女性の人権確立にエール

婦人会が女性部長官と懇談



地方参政権立法化支援も要請

 韓国女性部の初代長官である韓明淑長官が、昨年12月18日、婦人会中央本部の夫順末会長ら幹部と懇談した。韓長官は「国民の政府の画期的な成果」と評価しながら、「海外23カ国の女性が集まり、女性の人権確立のために『アジア女性ネットワーク』も設立された。従軍慰安婦の問題などを解決したい」と今後の抱負を述べた。

 夫会長は「日本は戦後処理がまだできていない。婦人会としても補償問題に取り組まなくてはならない」と述べた上で、「在日同胞には義務はあっても権利はない。地方参政権の早期立法化を強く訴える」と側面的な支援を求めた。懇談会には権炳祐、崔金粉常任顧問をはじめ、栃木、大阪本部の会長や高麗博物館の宋富子館長らも同席して韓長官と意見交換をした。

 女性部は金大中政権下で誕生した新しい部署で、インターネット上で世界の同胞女性が交信可能なサイトを準備中だ。韓長官はこの日、社民党の土井たか子党首に「教科書問題」に対する金大統領の意見を伝えた。

(2002.01.24 民団新聞)



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