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歴史教育問題で共同合意文

韓・日の研究団体



 韓国と日本の代表的な歴史研究団体が「韓日歴史関連学会共同会議合意文」を18日、韓国と日本で同時発表した。

 合意文は昨年、「不適切な(中学歴史)教科書」が日本の教育現場でほとんど採択されなかった事実を「韓日両国の良識のある人々の活動の結果」として高く評価。専門家、学界、民間レベルの討論を深め、歴史教育を望ましい方向にもっていこうという内容になっている。あわせて、韓日両国政府間の合意によって歴史教育を改善するための共同研究組織を結成するよう要求している。

 声明は、この組織は▽過去の歴史に対する日本の謙虚な認識を前提に▽両国の歴史教育を代表する人々で構成し、▽学問の自由と公開性が保障される条件で、実質的に歴史教科書の内容に良い影響を及ぼすことができるようなものでなければならないと明らかにした。 今回の合意文作成には両国の9の代表的研究団体が自発的に参加した。

(2002.01.24 民団新聞)



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