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オペラ「春香」

読者ペアを招待



 4月19・21の2日間、神奈川県民ホールで上演される、オペラ「春香」に読者ペア1組を招待します。

 「春香」は、韓国の古典的純愛物語の「春香伝」を基に、47年に創作されたグランドオペラ。同オペラは、日本の創作オペラ草創期の代表的な作品として知られる。作曲者は神奈川県横浜市在住の音楽家・高木東六氏。

 終戦間もない45〜46年、日本に住む韓半島出身の人たちが高木氏にオペラ「春香」の作曲を依頼。この時、韓半島出身の人々1万8000人が資金を作り、高木氏の生活や作曲のための活動を支えた。

 日本で「春香」は48年、東京の有楽座で13回、翌年、大阪で2回上演されただけの「幻のオペラ」となっていた。53年ぶりとなる再演は、今年の韓日共催のW杯大会や文化交流を盛り上げる一助にしたいと、横浜市民らが企画、韓日のスタッフ・キャストによって構成された。主催構成の13団体の中に、民団神奈川県本部が名を連ねている。

 SS席1万3000円、S席1万円、A席8000円、B席6000円のチケット購入の民団関係者および民団新聞読者に限り、5%引きの特典もある。実行委員会事務局に電話(045-681-3186)後、「民団新聞を見た」と伝えチケットを購入すると割引される。

 19日(開演19時)と21日(開演14時)の日付指定はできないが、ペアチケット希望の方は、ハガキに住所氏名電話を明記のうえ、〒231-0023神奈川県横浜市中区山下町1シルクセンター1階 オペラ「春香」上演実行委員会まで。締め切りは2月5日(当日消印有効)。

(2002.01.24 民団新聞)



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