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京義線・都羅山駅を離散家族面会所に

丁統一長官



 【ソウル】丁世鉉統一部長官は19日、臨津江北端民間人出入統制線(民統線)内に新設された京義線・都羅山駅を、南北離散家族の面会所として活用したいと表明した。

 丁長官は同日午前、青瓦台で開かれた国務会議での報告で、「今後、旧正月、端午などの祝日に、失郷民(北韓に故郷がある人)が都羅山駅で望郷祭を行うことができるように開放し、同駅を南北の離散家族が再会する面会所としても活用したい」と述べた。

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 鉄道庁は、旧正月の12日、都羅山駅まで、「第18回望郷敬慕祭」に参加する約700人の北韓出身者を乗せて「一番列車」(遥拝特別列車)を運行させた。

 京義線の列車が南北軍事境界線沿いを流れる臨津江を越えて運行したのは韓国戦争(朝鮮戦争。50年6月〜53年7月)のためにミンサン駅北側で列車の運行が中断されて以来、52年ぶりのこと。

(2002.02.27 民団新聞)



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