民団新聞 MINDAN
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学びの舎に別れ

民族学校で卒業式



答辞で在校生活の思い出をのべる卒業生代表(東京韓国学校で)

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東京韓学 本国大学への進学7割

 東京韓国学校(孫性祖理事長・金龍満校長)の高等部卒業式が5日、同校講堂で行われた。

 金校長は卒業生66人に卒業証書を授与、「卒業は終わりではなく、新しい始まりを意味する」と訓示した。

 卒業生のうち7割は本国の大学へ進学することが決まっている。


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金剛学園 涙と笑顔が交錯
新旧校長先生の離就任式も

 【大阪】金剛学園高校(高基秀理事長・李大燦校長)の卒業式は14日、同校講堂で行われ、卒業生16人に李校長から卒業証書が手渡された。

 李校長は「これからもウリマルと韓国の文化についての学習を続けていって下さい」とはなむけの言葉を贈った。これに対し、卒業生を代表、朴済永さんが「自慢できる民族になるように努力することを約束します」と述べた。卒業生は後輩から贈られた花束を手に涙と笑顔で懐かしい学び舎を後にした。

 また、19日には金剛学園での4年6カ月にわたる勤務をもって定年を迎えた李大燦前校長に代わる第15代校長として韓国の聖堂中学校から姜森校長が就任した。

 姜新校長は44年、全州市生まれ。中等学校の音楽科教員免許を持ち、90年から95年かけては金剛学園に派遣教師として勤務したこともある。

 19日、同校講堂で行われた離就任式で赴任のあいさつに立った姜新校長は「7年ぶりに故郷に戻ってきたかのような気持ちです」と述べた。

(2002.02.27 民団新聞)



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