韓国伝統の舞踊と楽器演奏を収めた2枚のCDが、このほど琴律楽会日本支部・趙寿玉チュムパンの会から発売された。
1つは、韓国の重要無形文化財第97号サルプリチュム履修者として知られる在日同胞2世の舞踊家、趙寿玉さんの99年3月の公演「五方舞」の伝統楽器の演奏も収録したライブ版。
もう一つは、趙さんの公演を監修した韓国国立国学院の玄琴(コムンゴ)首席奏者、李世煥氏の00年9月の東京公演「清聲濁聲」だ。
「チュムパンの会」の牛久保滋代表は、「舞踊のCDは例がないと思う。東京公演に来られなかった人にも臨場感を味わってほしい」と話す。どちらも税込み2000円。
問い合わせは「チュムパンの会」へ。電話03―3805―2295。
(2002.02.27 民団新聞)
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