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金希宣議員が民主化闘争記を出版

東京で祝う会



 韓国女性の人権確立のために、身を挺して運動してきた女性国会議員、金希宣さんが著書『やるっきゃない―かっとびアジュマの民主化闘争(晩聲社刊)』を日本で発刊し、その出版を祝う会が22日、都内のホテルで210余人が参加して開かれた。

 発起人の一人で、86年の流行語大賞「やるっきゃない」の生みの親、社民党の土井たか子党首は、「比例議員の3割を女性にという金さんの火の玉のような決意に感銘した」と絶賛した。

 会場には日本の各党の国会議員のほか、金議員の選挙区、ソウル市大門区の柳徳烈区長ら一行も駆け付け、「韓国の民主化を牽引したのは、男性では金大中大統領、女性では金議員だ」と40万区民を代表してお祝いのメッセージを述べた。

 発起人の一人に名を連ねた民団中央本部の金宰淑団長に代わり、具文浩副団長が「女性の人権が確立される政治を期待する」と述べると、金議員は「1人が10歩歩むのではなく、10人が1歩を踏み出すことで、ともに生きる社会の実現をめざす」と力強く答えた。

(2002.02.27 民団新聞)



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