在日同胞指揮者の金洪才さんが8月31日、釜山市民会館で開かれる「釜山アジア競技大会祝典音楽会」に招かれ、ロン・ティボー国際音楽コンクールで優勝した韓国の新進ピアニスト、イム・ドンヒョクさんと共演することになった。
同音楽会は9月29日から10月14日まで16日間にわたって開かれるアジア競技大会の開催を祝うプレイベントの一つ。演奏曲目はチャイコフスキーとラフマニノフの両ピアノコンチェルトと管弦楽「アリラン」。演奏は釜山市立交響楽団。
金さんは78年3月、東京シティフィル特別演奏会でデビュー。翌79年に第14回東京国際指揮者コンクールで特別賞(斉藤秀雄賞)を受賞、98年には「次世代の音楽会を担う優秀な指揮者」に贈られる渡邊暁雄音楽賞を受賞している。
(2002.03.13 民団新聞)
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