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悲願の1勝は来年に

大統領カップ予選リーグで敗退・在日大韓蹴球団



 3月3日から開幕していた第50回大統領杯サッカー大会に出場した在日大韓蹴球団は光明市庁グランドで予選リーグ3試合を戦ったが全敗し決勝トーナメント進出はならなかった。

 在日大韓蹴球団は2月21日から韓国入りし、韓国プロチームの全南ドラゴンズ合宿所で、強化訓練を行っていたが、主力選手に故障者が続出。GK含む15人のうち4人が故障という崩壊状態。

 コマ不足の中でなんとか試合に臨んだが、力及ばなかった。

 光明市庁グランドでの初戦、国家代表選手も輩出した強豪の光云大と対戦、1―6で大敗した。5日の第2戦は韓国放送通信大学と対戦。在日大韓蹴球団は前半31分に趙光秀が3日の初戦に続く得点で先制し、今大会はじめてのリード。しかし、後半9分に同点に追いつかれ、ロスタイムに入った矢先の終了2分前に決勝点を与え、1―3で逆転負けした。

 この時点で予選リーグ敗退が決まった在日大韓蹴球団は悲願の1勝をかけ、7日に亜州大との第3戦に臨んだが、結局0―3で敗退した。

 山本裕司監督は「コマ不足の中でよく戦ったと思うが、負傷者続出や練習量不足が敗因。チームを一から立て直すための体制づくりが急務」と話していた。

(2002.03.13 民団新聞)



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