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福祉手当の増額要請

民団奈良支部支団長



市主催の外国人懇話会で

 【奈良】奈良市在住の外国籍市民から住みやすい町づくりについて意見を聞く市主催の「奈良市外国籍市民との懇話会」が3月25日、同市庁舎で開かれた。大川靖則市長をコーディネーター役に00年から毎年1回開催されており今年が3回目。

 同懇話会には韓国・朝鮮籍の4人を含む9カ国14人が出席、生活に関わる身近な問題について提言を行った。このうち、民団奈良支部の李秉柱支団長は、介護保険料の支払いが重荷となっている在日同胞無年金者の窮状を訴え、月額2万円の現行福祉手当の増額を要請した。また、在日同胞高齢者がデイサービスを受けられる場の提供を求める声も聞かれた。

 このほか、多言語による情報サービスや保育施設で国際交流のカリキュラムを望むという意見も出た。

(2002.04.03 民団新聞)



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