民団新聞 MINDAN
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民団や教育院が多彩な韓国語学習コース

全国70カ所以上で



格安な費用で学べる、各地で受講生を募集

 民団は、団員をはじめとする在日同胞の民族教育事業の一環として韓国語講座を開設しているが、今年も全国70カ所以上で講座が開設される。

 民団が開設している韓国語講座は、民族教育50時間義務制度などから発展し、現在では地域の実情に応じて様々な形態で開設されている。民団が持つ施設を有効利用するために本部、支部会館を利用して事業を実施しているところが多い。

 また中には、本格的な教室と講師陣を誇る韓国語講座もある。

 東京はコリアンアカデミーとして2地区に常設の講座を開設している。神奈川では、韓国綜合教育院が主催し、本院と本・支部会館を利用して5カ所で講座を開いている。一方、愛知では、名古屋韓国学校が愛知県全域をほぼ網羅する形で本格的な講座を設定している。

 同胞多住地域の大阪でも、本部、支部で活発な講座が開設されている。この他、兵庫も神戸、尼崎、兵庫の3韓国学園で開かれている。

 学習コースも、初級コースから始まり、中には入門、初級〜上級、オリニ(児童)班、会話班、研究班などレベルに応じて細かく分かれ、受講生のニーズに対応している講座もある。

 営利を目的としていないために、場所によっては無料、あるいは教材費のみで受講できるなど、多くが民営の講座よりも格安となっている。

 同胞の民族教育の一環として始まった韓国語講座だが、韓国語を学びたいという要望を受けて、多くが日本の地域住民にも門戸を開放している。

 各地の講座とも、韓国語を学びたい人の応募を受け付けている。

全国の一覧表はこちらへ
http://www.mindan.org/hanguru/kiji/2002_hangl.htm

(2002.04.17 民団新聞)



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