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在日オリニのW杯訪韓団

「熱血サッカー少年訪韓団」募集



在日と本国のサッカー少年たちの
交流が実現する
(写真は一昨年、静岡県で行われた
全国オリニサッカー大会)

小・中学生52人募集、現地児童と親善試合も
W杯韓国戦も参観、在日体育会と蹴球協が企画
6/9〜6/11の2泊3日、大邱へ

 日本に住む全国の在日同胞サッカー少年がひとつになって韓国を訪れ、2002ワールドカップの韓国戦(韓国VS米国)を観戦し、現地の子どもたちとサッカー交流をしよう。こんな企画が実現することになった。「在日同胞・熱血サッカー少年訪韓団」と題した同企画は、在日本大韓体育会(許寧太会長)と在日本大韓蹴球協会(宋一烈会長)の共催で実施するもの。民団中央本部などが後押しする。

 訪韓団は、大邱で行われる韓国の予選リーグ第2戦(韓国VS米国=6月10日)にあわせて、6月9日から11日までの2泊3日間で行われる。期間中、現地の小・中学のサッカーチームと交流試合を行うほか、交流会やホームステイも行う。趣旨に賛同した韓国サッカー協会関係者からも協力の快諾を得ている。

 在日同胞青少年育成の一環として実施するもので、将来プロサッカー選手をめざす在日同胞の熱血サッカー少年を2002年FIFAワールドカップ韓日大会の韓国戦に招待し、本国や民族、そしてワールドカップという世界的なビッグイベントとふれあい、民族意識と仲間意識、そしてグローバルな国際意識を植え付ける機会を提供しようというもの。

 また、在日同胞青少年サッカー選手発掘の場にする在日同胞青少年に本国・民族・国際的なふれあいの場を提供する参加青少年の父母らのネットワークを広げる在日同胞青少年のサッカーへの思いを同胞社会、日本社会、本国社会にアピールする―ことなどが大きな狙いだ。

 帰日後、父母らも交えた同窓会的なアフターケアーイベントを各地域で開催(決勝戦の合同テレビ観戦など)各地域で同胞少年サッカーチーム構成へ着手し、地域ごとのサッカー大会開催につなげる夏休みまたは秋(民団の10月マダンなど)に向け、全国サッカー大会を開催参加者名簿を把握し、在日同胞ユースチーム(U16、U13)構成なども検討している。

 参加費は6万円以内(航空費、宿泊費、食事、チケットなど含む)に抑える予定。

 募集人数は小学生26人、中学生26人の合わせて52人で、対象は小学4年から中学3年までの在日同胞(日本籍同胞含む)で、学校のクラブ活動(サッカー部)または、地域クラブチームなどに所属しているサッカー少年。

 募集期間は4月末まで。問い合わせは03(5401)2582、在日本大韓蹴球協会・「在日同胞・熱血サッカー少年訪韓団」事務局へ。

(2002.04.17 民団新聞)



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