【ソウル】林東源・大統領特使（外交安保統一特別補佐官）の平壌訪問時の合意に基づく今月28日からの第４回離散家族相互訪問事業と関連し、南北の赤十字社は、さる13日に板門店で連絡官接触を行い、まず南側の離散家族100人が28日から30日まで、金剛山で北側の家族と再会（２泊３日）した後、５月１日から３日まで、北側の離散家族100人が金剛山で南側の家族と再会することで合意した。大韓赤十字社が14日明らかにした。
両赤十字は、金剛山で初めて行われる離散家族相互訪問の行事を準備するため、南側が16日から18日まで３日間現地に合同踏査チームを派遣することでも合意した。また双方は、再会する家族の数と具体的な再会方法などは今月18日の接触で論議することにした。
韓国政府当局者は15日、「訪問団が対面する家族の規模をどの水準にするか議論できなかった。前例にそって決定されるのが望ましいというのが政府の立場だ」と述べた。
ソウル・平壌同時相互訪問の形で行われたこれまで３回の訪問時は、平壌を訪れた南側の訪問団は北側の３組の家族らと、そしてソウルを訪れた北側訪問団は５組の南側の家族らと再会を果たしている。第３回離散家族相互訪問は昨年２月26〜28日まで行われた。
（2002.04.17 民団新聞）
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