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◆歴代教育相、小学校漢字教育を建議

 全国漢字教育推進総連合会は9日「歴代教育部長官(13人)らが、小学校の漢字教育を速やかに実施しなければならないという内容の建議書を採択、5万余人の会員を代表し、大統領に提出した」と明らかにした。建議書は「これは外国語学習のためのものでなく、国語生活の正常化のために必要だ」と主張した。小学校での漢字教育は、解放以後65年までは4〜6年の国語教科書を漢字と併記し、その後69年までは国・漢文混用方式で書かれていたが、70年以後(朴正煕大統領の指示)から全面禁止されている。


◆ハングル学会「漢字教育」に反対

 歴代教育部長官が、小学校における漢字教育実施を促したことに対しハングル学会(許雄理事長)は10日、「時代に逆行する動き」として反対、ハングル専用方針を再確認した。許理事長は「ハングルだけでも日常生活に不便を感じないのに、あえて漢字教育を小学校から実施しようとする意図が疑わしい」と述べた。


◆総人口、4800万人を突破

 行政自治部は5日、「住民登録人口現況」調査の結果、今年1月1日現在、国内の人口は4802万1558人(男2410万2468人、女2391万9090人)と集計されたと発表した。市・道別では、ソウルが1026万3344万人で、人口全体の21.4%を占めた。以下、京畿道954万4496人、釜山377万536人、慶尚南道310万6502人、慶尚北道278万4711人の順。首都圏(ソウル、京畿道、仁川)の人口は2237万2438人で、全体の46.6%に達した。


◆婚姻率は史上最低、離婚が急増

 婚姻率が過去70年以後、史上最低水準となっており、再婚は増加している。統計庁が3月21日発表した「2001年婚姻・離婚統計結果」によると、昨年の年間離婚件数は13万5000件で、2000年に比べ1万5000件増え、1日平均370組が離婚していることが明らかになった。平均初婚年齢は男性が29.6歳、女性が26.8歳で、90年に比べて男性は1.8歳、女性は2.0歳上がっている。平均離婚年齢は男性40.2歳、女性36.7歳で、90年に比べて男性は3.4歳、女性は4.0歳増えた。外国人との婚姻は1万5234件で、前年より23.7%増加した。男性は中国人女性との婚姻が70.0%で大部分を占め、女性は日本人(57.6%)または米国人(21.7%)男性との婚姻が多かった。


◆金東聖、世界ST選手権で総合V

 韓国ショートトラック(ST)の看板スター金東聖が7日、カナダ・モントリオールで幕を閉じたST世界選手権大会で、男子としては大会史上初の全種目制覇を果たし6冠王の快挙を成し遂げた。金は男子1000bと3000スーパーファイナル、5000リレーを席捲、前日優勝した1500と500bを合わせて5種目で優勝した。その上個人総合優勝まで果たし、6冠王となった。


(2002.04.17 民団新聞)



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