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尼崎に初の「土曜学校」

オリニ15人が入校



 【兵庫】尼崎韓国学園(権炳佑理事長、李鎭午校長)初めてのオリニ土曜学校が13日、民団尼崎支部(同学園校長兼団長)で民団兵庫本部の呉輝邦宣伝部長や婦人会同支部(金節子会長)のオモニたち、父母らが見守る中でスタートした。

 この日入学したオリニたちは15人。土曜日の午後2時から2時間、低学年が多いため小学1年生から6年までが一緒に韓国の言葉や遊び、歌、楽器などを勉強する。

 あいさつに立った李校長は「韓国はどんなところなのか、言葉はどんなものか楽しく勉強して行きましょう。何事も続けることが大事。がんばりましょう」とやさしく呼びかけた。続いて講師たちによるチャンゴチュム、プチェチュムが披露され、軽やかなリズムと色鮮やかな踊りにオリニたちは目を見張り、拍手が湧いた。

 これまでオリニ土曜学校は兵庫韓国学園で開かれていたが、地域に根差したオリニ事業を進めてほしいという現場の声や距離的に遠いこともあり尼崎での開講となった。

 講師は同学園教師のほか大阪の民族学級教師などが当たる。同支部としては今後、40人前後の参加者を見込んでいる。また、尼崎市内の小学校に民族学級を作る足掛かりにしたいとしている。

 受講料は、学期ごとに4000円。問い合わせは同支部(電話06・6482・0215)まで。

(2002.04.24 民団新聞)



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