民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
戦争犠牲者を慰霊

信徒による「平和祈願の鐘」打鐘式



信徒による「平和祈願の鐘」打鐘式

「平和祈願の鐘」完成 京都・高麗寺

 【京都】京都府相楽群にある在日曹渓宗総本山高麗寺(釋泰然管長)にこのほど「世界人類平和祈願の鐘」が完成した。

 この梵鐘には世界人類の平和、南北韓の平和的な統一、アジア・太平洋戦争犠牲者の慰霊の願いが込められている。韓日両国の仏教徒が20年前に決議、コツコツ浄財を募り、韓国の聖鐘社に制作を依頼していた。

 竣工したばかりの鐘閣に収められた梵鐘は青銅製で鐘高2・5メートル、口径約1・8メートル。7日の初打鐘式には近畿を中心に全国から350人の信徒が参加。韓国からも大韓仏教曹渓宗の釋西翁前宗正ら関係者多数がお祝いに駆けつけた。

 梵鐘は毎日、朝焼け、正午、日暮れ時に打鐘され、在日同胞1世たちの眠る墓地に響きわたっていた。

(2002.04.24 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ