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民俗ノリで700人楽しむ

長田マダン



 【兵庫】「ひとつになろう民族のマダンで」をスローガンに第13回長田マダンが21日、神戸市立蓮池小学校で在日同胞、地域市民ら700余人が参加して開かれた。同マダン実行委員会(林久仁恵実行委員長)が主催し、兵庫県教委と神戸市教委が後援した。

 あいにくの雨の中、体育館内に到着した農楽隊が大きな拍手で迎えられ、続いてオリニたちがリズムに合わせて色鮮やかな長い布を中心のポールに編み込んでいくタンシムチュル(布編舞)では、緊張のあまり編み込む順を間違える場面もあったが、再度全員が息を合わせ、出来上がった美しい編み模様に大きな拍手が湧いた。

 午後からはノルティギ、シルムなどの民俗遊びやカンガンスウォルレなど多彩なプログラムが繰り広げられた。

 今年は、同実行委員会を支えるスタッフが自分たちのアピールもかね、「希望の道」の合唱を取り入れた。林実行委員長は「南北統一を願い、南も北も関係なく市民レベルで一緒に出来ることとして本格的な合唱を新たに加えた。私たちが一つになりこの気持ちを歌にのせて伝えたい」と思いを語った。また体育館の外では屋台が並び、神戸在日韓国・朝鮮人児童生徒保護者の会などが豚キムチやチヂミ、トックなどの韓国料理を販売し賑わった。

(2002.04.24 民団新聞)



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