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25周年の日韓協、「選挙権早期立法化を」

総会で決議



 日韓親善協会中央会(三塚博会長)の02年度年次総会と創立25周年を祝う記念式典、記念パーティが22日、東京のホテルで開かれ、韓国からの金守漢・韓日親善協会中央会会長をはじめ350余人が「お互いに手をとりあって新世紀」のスローガンのもと、両国間の友好親善交流に尽くすと決意を新たにした。

 総会では越智通雄理事長の事業報告の後、趙世衡駐日大使が「25年前、韓日間の人的往来は年間1万人だったが、今では1日に1万人の交流が進んでいる。W杯をはじめ歴史的イベントを成功させるために協力を」と述べ、民団中央本部の金宰淑団長は「在日同胞は韓日の架け橋として日本社会の発展に貢献していく。そのために採択の段階を迎えている地方選挙権の立法化を」と訴えた。

 続いて「永住外国人の地方自治体選挙権付与法案の早期立法化を求める決議」が満場一致で承認されたほか、02年度の事業計画を決めた。

 パーティーには小泉首相も駆け付け、「W杯だけでなく様々な分野での交流を期待している。日韓両国の友好はアジア、ひいては世界のために重要だ。大きな節目の年に、韓国との関係は日本にとって最も重要な外交最優先課題だ」と述べた。

(2002.04.24 民団新聞)



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