【ソウル】丁世鉉統一部長官は19日、以北5道庁主催の特別講演会で「第4回南北離散家族再会(28日から金剛山で実施)を契機に赤十字会談開催問題を協議し、適切な時期に会談を開けるようにしたい」と表明した。
同時に「離散家族再会は行事的にではなく面会所方式行われべきだ」と強調、懸案の常設面会所設置を積極的に推進することを明らかにした。さらに、離散家族訪問団交換とは別個に昨年2回行われた南北間の生死・住所確認も持続されるべきだと力説した。
北韓地域にある金剛山が離散家族再会の場所となったことについて、丁長官は「北側はわが方に人を送り出すことを相当に負担に感じているようだ。金剛山再会をうまくもっていけば、常設面会所に発展させることができ、都羅山駅(京義線の韓国側最北端駅。南北軍事境界線に接する民間人出入り統制地域内にある)にも面会所を設置できるだろう」と述べた。
(2002.04.24 民団新聞)
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