アジアを中心に海外7カ国の芸術家が集い、日本の俳優らと共同創作した作品発表や民族舞踊、音楽を紹介する世界演劇祭の「利賀フェスティバル」が27日から5月5日まで、富山県東砺波郡の利賀芸術公園で開催される。
同フェスティバルは、舞台芸術財団演劇人会議が82年に日本で初めて世界演劇祭としてスタート、99年にいったん幕を閉じたが、装いを新たに開催される。今回は韓国をはじめ、中国、インド、ロシアなど7カ国が参加する。
韓国からは韓国国立舞踊団の芸術監督を務めた、韓国舞踊界の第一人者の1人、崔賢さんが「韓国舞踊」をテーマに踊りを披露する。
共同制作作品は、中国と日本による「テーブルと椅子」、ロシアと日本による「ドン・ファン」ほか。
期間中、記念特別シンポジウムや演出家による公開討論なども行われる。問い合わせは、同演劇人会議利賀事務所(0763-68-2356)。
(2002.04.24 民団新聞)
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