5月・6月神奈川
かながわドームシアターで開催される世界の民族芸能・芸術の祭典「アーツ・フュージョン2002」で、5月10日に津軽三味線と韓日の民謡ライブ「津軽三味線大競演」が行われる。また、18日に「固城の仮面劇」、6月22日に「江陵端午祭の主役たち」と題する公演が披露される。
「津軽…」では、現在、日本で活動を行っている韓国の民族音楽家を招く。日本から津軽三味線の高橋裕次郎さんと、91年に弟子たちと共に結成した津軽三味線の集団「風・KAZE」ほかが出演。
「固城の…」では韓国重要無形文化財になっている固城五広大の全演目を紹介する。出演は固城五広大保存会。演目はムンドゥプクチュム(太鼓踊り)、チェミルチュ(妾をもつ田舎両班の世話ばなし)ほか。
江陵端午祭は、5日の端午の節句に行われる韓国最大の祭りの1つで、祭りでは仮面劇や農楽遊び、大道芸などの民俗行事が行われる。韓国重要無形文化財に指定されている「江陵…」では、楽師による打楽器の演奏などを紹介する。
出演は江陵端午祭保存会。演目は門クッ(神迎え)、サムルノリほか。
「津軽…」は18時半、「固城の…」と「江陵…」は18時。いずれも前売り2500円、当日3000円(全席指定)、3公演セット券6000円。
問い合わせは、神奈川県県民部文化課文化事業部(045―210―3808)。
(2002.05.01 民団新聞)
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