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「平城遷都祭」で韓国食品に人気

奈良の民団と総連が出演



 【奈良】「古都奈良の文化財」がユネスコ世界遺産に登録されたことを契機にした「平城遷都祭」が4月27、28の両日、平城宮跡の朱雀門一帯で開かれた。

 今年で4回目を数え、出し物や模擬店も並び、6万人の市民らの目を楽しませた。

 婦人会奈良支部と朝鮮総連女性同盟北和支部が、昨年に引き続き合同で「コリアフーズ」と銘打った模擬店で参加した。

 また、国際舞台では、男寺党奈良支部の金鍾浮ウんとマンナム会の周貞希さんらが「サムルノリ」との韓国伝統芸術文化を披露した。

 姉妹都市の慶州市からは仏国寺合唱団の一行と黄鎮洪副市長、李性陀住職ら44人が駆けつけ、見事な合唱を披露した。また、大阪朝鮮歌舞団も「アリラン」などの民謡を歌った。

 模擬店で婦人会はキムチと韓国海苔を女性同盟はチヂミを販売。300袋のキムチは昼には完売、追加販売するほどの好評を博した。

 民団奈良県本部から李道永団長、金吉龍前団長、婦人会の関係者らも多数が駆けつけ、祭りを盛り上げた。

(2002.05.01 民団新聞)



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