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奈良県国際交流センターが竣工

地域活動の拠点に



 【奈良】奈良県橿原市で多文化理解、青少年交流などの多彩な国際交流活動を展開している社団法人まちづくり国際交流センター(吉田浩巳理事長)が4月28日、鉄筋5階建ての奈良県国際交流センターを新築オープンした。

 旧センターはもともと31・4平方bほどのログハウスだった。ニューカマーを主な対象とした日本語教室の拠点として97年に建てられたが、活動の幅の広がりとともに人の出入りも頻繁になり、最近は年間の来場者が1万人を超えるまでになったため、増築しても追いつかなくなり、国と県、橿原市などの助成を受けてのリニューアルオープンとなった。

 在日同胞社会では、高田市で子ども会「ケグリの会」を主宰する金康子さんが韓国の伝統遊びや歴史、料理などの講師として関わり、韓国の伝統文化を紹介する「マンナム会」の代表を務める周貞希さんも主要な活動拠点としてきた。

 昨年は国家間の韓日青少年交流事業の一環として韓国からやってきた学生34人を受け入れ、ホームスティ先を世話した。

(2002.05.01 民団新聞)



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