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韓商連新会長に金建治氏

創立40周年も祝う



都内のホテルで開かれた創立40周年記念式典

 在日韓国商工会議所(韓商連)の第40期定期総会と創立40周年を祝う記念式典・パーティーが4月23日、東京都内のホテルで開かれ、任期満了に伴う役員改選では愛知韓国商工会議所会長、韓商連副会長などを歴任した金建治氏が第7代会長に選ばれた。

 金会長は「ハミョン・テンダ(成せば成る)」と就任の抱負を述べるとともに、会員らの協力を求めた。洪采植前会長は名誉会長に就任した。02年度事業計画では、商工活動の発展のために韓日両政府、経済団体などに提言をしていくことなどを決めた。

 創立40周年記念式典で趙世衡駐日大使は、「日本という異郷の困難の中で、在日同胞が今日の地位を確立したのは同胞経済人の尽力に負うところが大きい」と評価し、民団中央本部の金宰淑団長は「全国展開できる民族金融機関の不在の中で、民団は韓商連とともに『地域協議会』を発足させ、デフレ不況とペイオフ後の日本の金融不安を乗り越えていこう」と訴えた。

金建治会長

 記念式典ではこのほか、陳東徹・韓商連相談役に韓国国家褒章無窮花章が贈られたのをはじめ、23人の表彰が行われた。パーティーでは韓国の往年のトップ歌手、パティ・キムのショーを450余人が楽しんだ。

(2002.05.01 民団新聞)



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