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◆外貨準備高1076億ドルで世界5位

 4月末の韓国の外貨準備高は、1076億5500万ドルで、日本(4015億ドル、3月末現在)、中国(2235億ドル、2月末現在)、台湾(1280億ドル、3月末現在)、香港(1102億ドル、3月末現在)に次いで世界第5位となった。韓国銀行は3日、4月は保有外国為替の運用収益が増加し金融機関の外貨預託金の回収が順調に行われたことに加え、ユーロ高と円高によってユーロと円の米ドル換算額が大幅に増加して外貨準備高が3月末より15億6300万ドル増えたと発表した。


◆韓国の科学競争力は世界10位

 今年の韓国の国際科学競争力が昨年より11段階アップした10位となった。科学技術部が4月30日、スイス国際経営開発院(IMD)の「世界競争力年鑑2002」を引用し、このような結果を発表した。国際経営開発院は経済協力開発機構(OECD)会員国30カ国と新興経済国19カ国の計49カ国を評価し、同年鑑を製作した。


◆12歳以下は前部座席乗車禁止へ

 今年下半期にも12歳以下の子どもの自動車前部座席への乗車が全面禁止となる。政府は、1日の閣議でこのような内容を盛り込んだ「子どもの保護・育成に向けた総合対策」を確定し、年内に道路交通法など関連法令を改正することを決めた。これまでは6歳以下の子どもの前部座席への乗車が禁止されていたが、これもチャイルドシートなど補助装置を使えば乗車が可能で、7歳〜12歳の子どもに対しては規制がなかった。


◆車範根氏、W杯代表人物「1位」

 韓日サッカーワールドカップ大会(W杯)を通じて世界に自慢したい韓国人に車範根・元国家代表監督が1位に選ばれた。世論調査雑誌の月刊VOX(ボックス)5月号が、最近全国10〜20代の男女596人を対象に実施した世論調査の結果、「W杯を通じて世界に知らせたい誇りに思う韓国人は誰か」という質問に、回答者の24・1%が車範根氏をあげた。「ワールドカップソング」でW杯広報につとめているソプラノ歌手の゙秀美(23・7%)とノーベル平和賞を受けた金大中大統領(18・4%)が続いた。このほかにバレリーナの姜秀珍、ビデオアーティストの白南準(通称ナムジュン・パイク)氏、指揮者の鄭明勳氏らが選ばれている。


◆崔京周が韓国人初の米ツアー制覇

 崔京周(32)が米プロゴルフツアーで韓国人初のツアー制覇を成し遂げた。崔京周は5日、米国ルイジアナ州ニューオーリンズのイングリッシュターン・カントリークラブ(パー72、7116ヤード)で行われたコンパック・クラシック(賞金総額450万ドル)最終ラウンドで6バーディー、1ボギーの5アンダー67をマーク、通算17アンダー271で優勝した。東洋人の米プロゴルフツアー制覇は青木功(83年ハワイオープン)と丸山茂樹(2001年ミルウォーキーオープン)に次ぐ3人目である。


(2002.05.15 民団新聞)



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