壬辰倭乱の際、小西行長に連れ去られ、数奇な運命をへて神津島で亡くなった日本名「おたあ」を顕彰する「おたあジュリア祭」が今年も18日、神津島で開かれた。
33回目のジュリア祭には民団中央本部の具文浩副団長や東京韓国学校の生徒、在日同胞や本国同胞らも駆けつけた。具副団長は、日韓友好リボン交歓式に韓国側代表として参列し、ジュリアの数奇な運命に黙祷を捧げると同時に400年にわたってジュリアの墓を守り続けてきた島民の努力に感謝の意を表した。
東京韓学舞踊部員らが韓国伝統舞踊を紹介、参加者の目を楽しませた。
(2002.05.29 民団新聞)
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