【兵庫】翔べ!元気未来へつばさ広げて≠スローガンとした第32回神戸まつりのフィナーレを飾るパレードが行われた19日、今年も民団兵庫県本部(具謨俊団長)と朝鮮総連兵庫県本部の総勢200人が「ワンコリア統一行進団」として参加した。婦人会兵庫本部(李甲出会長)のオモニや両本部組織幹部らが「祖国統一をなしとげようワンコリア統一行進団」と書かれた横断幕を持って先頭に立ち、三宮駅前フラワーロードをスタート。昨年と同じく韓半島をブルーで染め抜いたおそろいのTシャツ姿で、韓半島の小旗を振りながらの行進に沿道を埋め尽くした市民からは、サッカーワールドカップ共催の気運も盛り上がり大きな拍手がわいた。
神戸朝鮮高級学校の農楽舞踊やブラスバンド隊、青年会員らのサムルノリが後に続き、婦人会員らの色鮮やかな韓服姿がパレードに花を添えた。婦人会の金順鎮副会長は「サッカーW杯共催の成功と祖国統一を願って、これからも合同参加していきたい」と思いを語った。
(2002.05.29 民団新聞)
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