【静岡】静岡市の外国籍住民に市政参加の機会を保障するため、99年度から設置された「静岡市外国人住民懇話会」は今夏、市内在住の幅広い外国籍住民を対象に生活実態調査を実施することになった。この調査結果は２月、小嶋善吉市長に提出する予定の第２期提言内容に反映させる。
今回の調査について、市は「外国籍住民から広い意識を汲み上げる」ためと話している。設問は主に新規渡日外国人を視野に置いた項目立てになった。「実態調査」と「意向調査」の２本立てで、住宅入居差別、育児教育の問題など生活に密着した項目で「困ったこと」や解決に至った事例を聞いていく。
市主導の外国籍住民を対象とした生活実態調査は５年ぶり。
（2002.06.19 民団新聞）
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