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全国代表10人が競う

神奈川で韓国語弁論大会



教育財団主催

 【神奈川】在日韓国人学生を対象とした韓国語弁論大会「ウリマル・イヤギ大会」(韓国教育財団主催、神奈川韓国綜合教育院・民団神奈川県本部主管)が20日、神奈川韓国会館で開かれた。8回目を迎えた今年は全国から10人の小・中・高校生が選抜され、200人余りの聴衆を前に発表内容と表現力、発音などを競い合った。

 審査の結果、最優秀の「教育人的資源部副総理賞」(大賞)は、「ハラボジと族譜」と題して発表した金清石君(埼玉県、東京韓国学校初等部6年)に決まった。

 金君は、ハラボジから託された族譜を通して民族の一員としての自覚を新たにしたこと、これからも在日韓国人として誇りを持って生きていきたいという内容を3分間にわたって発表した。審査員によれば、原稿内容をよく理解して比較的、自分の言葉で語っていたこと、発音も優れていたことなどが評価された。

 このほか、朴エスルさん(白頭学院建国学校初等部6年)に金賞にあたる「駐日大韓民国特命全権大使賞」、「在日本大韓民国民団中央本部団長賞」(銀賞)が東京韓国学校中等部3年の金ユリアさん、「駐横浜大韓民国総領事賞」(銅賞)は兵庫県立西宮今津高校2年の権晃子さんにそれぞれ贈られた。

 なお、この日の出場者10人は韓国教育財団の招待で21日から24日まで3泊4日の日程で韓国を訪れた。

(2002.07.31 民団新聞)



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