ＢＳＥ問題がようやく沈静化しつつあるなか、「全国焼肉協会」（東京千代田区）が、需要期の８月に業界あげての大がかりなキャンペーンに乗り出す。毎年８月は同協会加盟店を対象に「全国焼き肉まつり」を実施しているが、全国の焼肉店２万２千店すべてに参加を呼びかけたのは今年が初めて。
同協会はキャンペーンを盛り上げるためのポスター類やのぼり、手配りチラシなど4000店分を準備、希望店舗には無料で配布中。このほかにも食事券の当たるスクラッチカードといった有料の販促ツール類も準備している。
山梨県甲府市で焼肉店を経営する朴喜雄さん（民団山梨県地方本部団長）は「ＢＳＥで一時激減した売り上げもいまは９割がたまで戻ってきている。このキャンペーンで、100％まで戻したい」と意気込んでいる。
（2002.07.31 民団新聞）
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