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◆S&Pも信用格付けを「A」に

 世界的な格付け会社である米国のスタンダードアンドプア―ズ(S&P)が7月24日、韓国の信用格付けを「BBB+」から「A―」に1ランク上方修正した。これにより、ムーディーズ、フィッチ、S&Pの世界3大格付け会社が全て韓国の信用格付けを「A」に格上げしたことになった。「A―」はA等級のうち最低で、97年通貨危機前の「AA―」水準にはまだ回復していない。S&Pは、格上げの理由として「外貨準備高が1120億jを上回るなど外部環境の変化に対応する能力を備えており、韓国の今年の1人当たり国内総生産(GDP)は1万200jに達すると予想され、「A」ランク国家に相応しい水準であるため」と発表した。


◆三星電子、世界半導体業界2位に

 三星電子が日本の東芝を抜いて世界半導体業界2位に浮上したと、米国の市場調査会社「ICインサイツ」が7月24日発表した。それによると、米国のインテルが依然としてトップの座を守っているが、昨年5位だった三星電子がコンピューターメモリー半導体部分1位を占め、総合で東芝を抜いて業界2位となった。一方、2001年度に損失を計上した東芝は業界5位に下降し、日本のNECは7位にとどまった。


◆今年のバカンス客は2300万人予想

 韓国道路公社は7月21日、夏のバカンスが終わる来月21日まで、1日平均28万5000台の車がソウルから抜け出すと予想している。昨年の24万1600台に比べ18%増である。警察庁も今年のバカンス旅行客が昨年の2252万4634人よりも小幅増の2300万人余りに達するとみている。建設交通部も昨年より3.4%増の延べ人数1億1000万人が国内外に旅行すると推算しており、仁川空港はこの期間、史上最高の181万2000人が空港を利用すると予測している。


◆中国旅行が急増、日本抑え1位に

 今年に入ってから韓国人が最も多く訪問する国は日本から中国になった。仁川空港の出入国管理事務所によると、7月15日まで仁川空港を経て中国を訪問した韓国人は62万6295人で、日本(51万7382人)より10万人以上多かった。中国訪問者数は前年同期の44万319人より42%増。韓国観光公社が調査した1〜5月の国家別内国人出国者(すべての空港、港湾出国者の合計)の数でも中国が66万人と、日本(51万人)よりも多かった。年末頃には日本より10万人ほど多い160万人になると公社は予想している。法務部の出入国管理局の統計によると、75年以降、中東開発のピークだった78〜81年を除き、韓国人が最も多く訪れる国は常に日本だった。


◆金炳賢、ラッキーな4勝目

 米プロ野球アリゾナ・ダイヤモンドバックスの抑えのエース、金炳賢(23)が、ラッキーな救援勝利を得た。金は24日(韓国時間)、バンクワン・ボールパークでのコロラド・ロッキーズ戦で、今季4回目のセーブ失敗となったが、チームが再び逆転し、今季4勝目をあげた。12試合連続無失点で防御率は2.09から2.05に好転(7月の登板10試合で「防御率0」を維持)した。金の今シーズン成績は4勝1敗26セーブ。


(2002.07.31 民団新聞)



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