民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
「朝鮮通信使」大阪入り

地元民団で韓日交流イベント



 【大阪】7月26日にソウルを出発、8月2日に日本の対馬入りし、江戸(東京)を目指す2002平和の行進―朝鮮通信使21(46大学・150余人)は全州、大邱を経て下関、広島、岡山と山陽道を東上して13日に大阪入りした。

 一行は、正使、副使を代表とする朝鮮通信使の衣装姿で、市内の天神橋筋商店街を練り歩いたあと、民団大阪府本部で「韓日交流イベント」が開かれ、民団役員、各支部団員はじめ婦人会員ら多数がつめかけた。

 朝鮮通信使の歴史的意味やその意義を現代風に再現し、韓国の多彩な伝統文化を知らせる青年国際文化交流使節団としての役割を果たすことを目的に、社団法人・韓日文化交流振興協会(金勝一会長)などが主催した。

 あいさつに立った民団大阪府本部の金昌植団長は「韓日国民交流の年を記念し、相互交流を深め、明るい未来に向けて21世紀の韓日関係を築こう」と激励した。

 会場では、又石大学校ダンスサークル・マクスクルのヒップホップ/ブレイクダンスで幕が開き、テコンドーと音楽をあわせアレンジしたテコン舞や、宮中音楽の一部を含め韓国民間上層部で演奏されていた伝統音楽など多彩なイベントに、観客たちは身をのりだし感嘆していた。

 この間、対馬、山口、広島、岡山などでは、地元民団も物心両面から支援した。

(2002.08.21 民団新聞)



この号のインデックスページへBackNumberインデックスページへ


民団に対するお問い合わせはこちらへ