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対北韓コメ支援問題は「京義線」とリンク

統一院で検討中



 【ソウル】丁世鉉統一部長官は16日、「南北経済協力推進委員会(経推委)の第2回会議が今月26〜29日にソウルで開かれれば、南北間の鉄道および道路連結に向けた非武装地帯(DMZ)軍事保障合意書の発効などと連携して(30〜50万dにのぼる)対北韓コメ支援問題を話し合う計画である」とKBSのラジオ番組で明らかにした。

 これに関連して同日、政府当局者は「経推委会議で京義線および東海線の着工日時を9月中に確定し、これに先立つ9月初め頃に南北間の軍事実務会談を開いてDMZの軍事保障合意書を発効させる案を検討している」と伝えた。また、「北韓側から京義線(12`)、東海線(18`)区間の鉄道連結に必要な300億ウォン相当の資材や物資の要請があり得る。南北間の和解協力と軍事的なリスク削減に向け、国民が支援必要の方向で考え直す必要がある」と述べ、支援可能性を示唆した。

(2002.08.21 民団新聞)



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