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| 羅應燦会長 |
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名実ともにナンバー１めざす
◆ＣＩ改編の趣旨
昨年９月、産苦の末に出帆して以後、グループのビジョンと段階別戦略計画を樹立し、その実現のためにこの１年間、頑張ってきました。
今回のＣＩ改編は、グループの新ビジョンと戦略を反映し、21世紀の韓国を代表する総合金融グループとしての新たな位相定立と、さらにグローバルブランドへと飛躍していくという趣旨のもとに推進されたものです。 ご存じのように新芽、鳩、緑色を基本としたこれまでのグループＣＩは、82年の銀行出帆当時、新設銀行としての斬新かつ進取的なイメージのクローズアップと職員の一体感の形成という趣旨で作られ、「新芽の夢、育てる誇り」をスローガンに、この20余年間、グループの歴史と共にありました。
この間役職員たちの絶えざる挑戦と努力の結実により短期間内に後発走者としてのハンデキャップを克服し、今や先進システムと最強のマンパワーを誇る国内先頭圏の金融グループとして位置づけられるようになりました。
しかし大型化、兼業化、国際化という巨大な金融潮流と持ち株体制を通じて変化したグループの位相、株主構成の変化など多くの状況を勘案するとき、既存のＣＩがグループの新ビジョンと戦略を受容するには限界があるとの認識を持つようになりました。
また、無限競争時代に突入し、ますます多様化する顧客のニーズを先取りして対応するためには、より積極的なイメージ変化と合わせて統合ブランド体制を構築することが望ましいとの結論に到達し、新しいＣＩを作るようになりました。
◆新たな飛躍
グループの新しいＣＩは、前述のように新韓の安定性と信頼感に加えて総合金融グループとしての代表制とグローバルスタンダードをめざす革新性を盛り込んでいます。 また、国際的に定着した金融位相と金融ネットワークを通じて高付加価値を提供する先導的な金融グループとしてのイメージの伝達と、21世紀メディアの特性にふさわしい多様な活用性を念頭に置いて開発されたものです。
新芽、鳩、緑色を根幹に斬新性と進取的な気性を表現していた既存のグループＣＩは、今日その役割を果たし、グループの歴史の中に残るでしょう。
一方新しいＣＩは、未来、希望、グローバルを象徴する球形のシンボルと一層落ち着き、規模を反映するブルーとゴールド色を基本に、グループの明るい未来と共にしていくでしょう。
われわれは、今回のＣＩ改編を契機に金融のすべての業種をネットワークで連結した強力な統合ブランド体制を構築していきます。
すなわち、事業ポートフォリオの整備作業と共にワンポータル営業体制構築のための多様な努力が調和をもってなされるならば、遠くない未来に銀行、証券、カード、投資信託、保険はもちろん、隙間金融市場を一緒にする名実共に大韓民国最高の総合金融ブランドへと飛躍可能でしょう。
◆１周年の回顧
新韓金融グループは、この１年間、ワンポータル営業体制の構築のためにグループ次元で多角的な努力をしてきました。
グッドモーニング証券を新しい家族に迎え入れ、グループの流通チャンネルを強化し、商品製造能力の拡充のためにカード部門の分社を通じた独立法人の出帆と合わせて投資信託部門、消費者金融、バンカーシュランス部門でもＢＮＰとの合作作業が遅かれ早かれ可視的な成果をもたらすでしょう。
今回のＣＩ改編もまた、持ち株体制内で一部子会社の独自性を認めながらも、シンボルおよび色合い、書体で統一された適用を期したのは、基本的に一つの会社のように運営できる一体感を形成するためです。
今後事業法規制や情報共有制限などのような制約がもっと緩和されるとみられ、各社間の連係を通じた新たな事業機会や交差販売の機会は、さらに拡大されるでしょう。
したがって、このような新たな事業機会を、持ち株会社を中心に統合、顧客情報、共同商品開発、共同マーケティングなど各社間の力量共有と緊密な協調を通じ最大限現実化することによってグループ効果を高めます。
在日同胞の、既存の新韓グループＣＩに対する愛情は格別でしょうが、ＣＩ変更の意義を考慮し、新しいＣＩに対する全幅的な愛情をもっていただくよう願います。
新韓銀行20周年と新韓金融持株会社出帆１周年を迎え、困難な時にいつも大きな力を与えてくれる在日同胞皆様の変わらぬ愛情と声援に対し、今一度深く感謝致します。
（2002.08.28 民団新聞）
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