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多文化共生社会へ実践誓う

全朝教が研究集会



 【三重】全国在日朝鮮人(外国人)教育研究協議会(全朝教)の研究集会が8月24、25日の両日、三重大学などを会場に開かれ、日本全国の教職員ら700人が参加した。

 24日の開会全体会であいさつに立った地元実行委員会の桂直美委員長は「これから地域社会や学校の中で多文化共生を実現していくために全国各地の実践に学びたい」と述べた。

 基調報告に続いて80年に外国籍教員としては三重県で初めて採用された在日同胞の李慶順さんと同じく翌81年採用の韓徹吉さんが舞台に立ち、教員として採用されるまでには周囲の様々な取り組みがあったと当時を振り返った。

 25日は「異なる文化との出会い」「本名(民族名)を呼び名のる」「多文化共生をめざして」など7つの分科会で合わせて32の実践事例が報告された。

(2002.08.28 民団新聞)



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