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南北離散家族再会、9/13から実施を

韓赤が提案



 【ソウル】大韓赤十字社は8月24日、「秋夕」(旧暦8月15日。9月21日)を契機に金剛山(北韓)で順次行うことで合意している第5回南北離散家族再会について、9月13日から18日にかけて実施することを提案した。

 これに対し北韓側は同日、9月4日から金剛山で開く第4回南北赤十字会談(〜6日)で話し合う問題だと回答するにとどまった。北韓側も「秋夕」前に実施することについては、異存がないと伝えられている。

 南北双方赤十字は、この日、第5回離散家族再会の候補者名簿を板門店の連絡官接触を通じて交換し公開した。

 韓赤と政府は、韓国側の家族に対し再会意思の確認作業に入り、南北は9月5日に生死が確認された離散家族の生死確認書を交換する予定。

 韓赤は、コンピュータ抽選で選抜された候補者200人の名簿を北赤側に伝えたが、北赤側は、第2回、第3回の離散家族訪問団交換の際、生死が確認されたものの最終的には訪問団に含まれなかった120人の名簿を伝えてきた。

 なお、第4回赤十字会談の韓国側代表団は、首席代表の徐英勳総裁をはじめ、李柄雄・総裁特別補佐役、金京雄・南北交流専門委員ら5人と支援人員17人、取材記者10人など、合わせて32人で構成される。

(2002.08.28 民団新聞)



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