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今年5支部で開催へ

朝鮮総連と共催の敬老会



 「敬老の日」を前後して全国各地で在日同胞団体主催で在日同胞高齢者の長寿を祝う行事が続く中、民団と総連両支部の共催による「敬老の日」行事も5カ所で計画されている。このうち2カ所は今年が初めての試み。

 民団埼玉・西部支部と総連西部支部は一昨年、「食事会」を実施したのが始まり。その後も支部役員レベルで会って親交を深めてきたことから「すんなり」(呉隻厳・民団西部支部支団長の話)と初の「合同温泉旅行」が決まった。

 両支部とも65歳以上のお年寄りを群馬県草津温泉に招待、25日から26日にかけて1泊2日の日程で交流を深める。総勢45人ほどの規模になる。

 西部支部は今年初めての試みだが、埼玉県ではすでに昨年から民団県北支部と総連北支部の間で「埼玉県北地域長寿会」が続いている。今年は10月初旬、65歳以上のお年寄りを栃木県那須温泉に招待する予定。

 民団兵庫・西播支部でも総連支部との間で今年初めて敬老会を共同開催する。両支部は有志の間で囲碁やチャンギで交流を重ねてきたことが下地にある。

 また、同東神支部では総連支部との間で今年も敬老行事を共催する。きっかけは一昨年の南北首脳会談だった。いまは花見と敬老会、送年会の共催は両支部の「3大行事」となっている。

 このほか、大阪でも民団豊能支部が来月、総連支部と合同の「敬老10月マダン」を箕面温泉で行う予定。今年で3回目となる。

(2002.09.11 民団新聞)



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