| 「助けあい運動」開始に際し 誠金を募金箱に入れる 許孟道・東京本部団長 |
日本市民にも誠金呼びかけ
民団が推進本部設置
江原道、慶尚北道、忠清北道地域などで大きな爪跡を残した台風15号の被災者を支援しようと民団は9日、全団をあげて「本国台風被災者助け合い運動」をスタートさせた。同日には東京・麻布の韓国中央会館に災害募金箱を設置し、会館内に勤務する役職員らが早速義援金を出し合っていた。
韓国中央会館の1階に設けられた義援金募金箱前では、民団中央本部の金宰淑団長や東京本部の許孟道団長はじめ韓商連、婦人会、青年会、体育会、軍人会の関係者が集まり、一人ひとりが被災者の安全を祈りながら誠金を出し合った。
8月中旬の集中豪雨に続き、8月30日から9月1日にかけて本国全土を襲った台風の被害は、8日までに死者123人、被災者7万6000人、財産被害5兆4000億ウォンという史上最悪の被害をもたらした。
これらの悲惨な状況に日本から助け合いの手をさしのべようと民団は、中央本部に「本国台風被災者助け合い運動」の推進本部を設置し、全団をあげて義援金募金運動を展開することにした。
各地方本部をはじめ支部会館、民族金融機関などあわせて400余カ所に義援金募金箱を設置して、在日同胞のみならず幅広く日本市民に誠金を呼びかける。
民団はこれまでにも、本国での水害などに対して1億ウォン以上の義援金募金活動を展開してきた。
募金は今月25日まで実施され、全国の募金を集計して本国に送られる。
募金は次の口座などで受け付けている。
あすか信用組合恵比寿支店(普)052481「民団義捐金・金宰淑」または現金書留でも受理する。〒106―8585東京都港区南麻布1―7―32韓国中央会館6階・台風義援金係まで。
(2002.09.11 民団新聞)
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