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韓・日・越選手が交流

視覚障害者サッカー



 【岐阜】音で蹴るもう一つのワールドカップ―。韓国・日本・ベトナム視覚障害者サッカー交流会アジアフレンドシップカップ2002インジャパンの高山大会が8月30日、飛騨高山ビッグアリーナで3カ国から50余人の選手が参加して開かれた。

 社会福祉法人日本ライトハウス(岩井和彦館長)などが主催し、岐阜県や飛騨日韓親善協会などが後援した。縦40b、横20bのピッチを使い、1チーム5人でプレーする。ゴールキーパー(健常者)以外の4選手はアイマスクを着け「ガラガラ」と鳴るボールの音と、敵ゴール裏に陣取った味方コーチの声をたよりにシュートする。

 第2試合の韓国―日本戦では、熱い応援がとびかう中、フリーキックで韓国側が先制した。岩井館長は「交流を通じて、ひとりでも多くの人に視覚障害者への関心、理解を深めてほしい」と訴え、まだまだ知られていない視覚障害サッカーの普及活動に力を入れていきたいとしている。

 1日には、場所を神戸市しあわせ村球技場に移し、親善試合が行われた。

(2002.09.11 民団新聞)



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