民団新聞 MINDAN
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韓国の友だち助けたい

児童会有志が募金活動



過去最高の6万余円に
慶南・翰林小と交流の大阪・道明寺南小

 【大阪】韓国の翰林初等学校(慶尚南道金海市、李力煥校長)と交流を続ける大阪・藤井寺市立道明寺南小学校(森口弘二校長)の児童会有志が11日からの3日間、朝の登校時間に合わせ、児童たちに韓国の台風被災者のためにと義援金募金を呼びかけた。

 募金に立ち上がったのは、同校の4年生から6年生までの児童たち12人。教師とともに校門前に並び、登校する児童に「おはようございます。お願いします」と大声で呼びかけた。3日間にわたった募金額は、計6万5625円と「これまでの募金の中で最高額」になった。18日、駐大阪韓国総領事館を訪れ同校生徒たちの「善意と誠意」を伝達する。

 道明寺南小学校と翰林初等学校は、「サッカーワールドカップの共同開催を機に日韓の少年サッカー交流を実現したい」との森口校長の個人的な願いをきっかっけに昨年4月から交流を始めていた。たまたま、森口校長ら同校関係者14人が、8月下旬に翰林初等学校を訪問した際、被害の大きさに驚き、2学期の始業式の朝礼で韓国の台風被害について話した。これを受けて児童が自主的に話し合い、「募金活動」と「お見舞いメーセッジ」を送ることを決めていた。

(2002.09.18 民団新聞)



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