民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー
生徒と観客が一体に

民族学校で体育祭



京都韓学の綱引き

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初の「風物」披露 白頭学院建国小

 【大阪】白頭学院建国学校(李英秀理事長、姜駒錫校長)の体育祭は23日、同校運動場で開かれた。幼稚園児から高校生まで全校生徒が元気いっぱいに演技、観客ら700人余りが見守った。

 小学生全員による「風物」は今年初の試み。長柱を囲んで、低学年の生徒がソゴと仮面踊り、中学年生はプクとチャンゴを演奏し、6年生がサンモを回した。4月から練習を始めたとあって、観客も夢中になって見入っていた。姜駒錫校長も「今年のサッカーワールドカップのような熱気を運動場で再現できました」満足げに話していた。


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「扇の舞」に拍手 金剛学園

 【大阪】金剛学園(高基秀理事長、姜森校長)の体育大会は23日、同校運動場で開かれた。

 27種目の競技が繰り広げられるなか、600人余りの児童・生徒、保護者らが一体になって声援を送った。

 中学・高校生によるリレー競技では、観客席からも「ワアー」と声援があがった。小学生児童による「扇の舞」「農楽」の演技には「すごい、圧巻」と、観客席からおしみない拍手が贈られた。


建国の「風物」

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団員も多数参加 京都韓国学園

 【京都】京都韓国学園(李愚京理事長、李虎雄校長)で22日、恒例の体育祭が開かれた。同校の中高校生ばかりか府内の団員らも家族連れで加わり、350人でにぎわった。

 なかでもひときわ会場を盛り上げたのは民団支部対抗の綱引き。にぎやかな応援合戦を背に受け、5ブロックに分かれて力の入った勝ち抜き戦を繰り広げた。また、中学生による農楽の演技も会場をわかせた。

 同校体育祭に他校から生徒を招いて行われる「招待校リレー」には大阪の金剛学園と京都市立月輪中学の生徒が参加、一緒に交流しあっていくことを約束しあった。

(2002.09.25 民団新聞)



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