民団新聞 MINDAN
在日本大韓民国民団 民団新聞バックナンバー



◆現代グループ「大統領選関与せず」

 現代自動車グループは、現代重工業の大株主である鄭夢準議員の大統領選挙出馬宣言(17日)と関連して、政経分離の原則に従い、今後の政治日程に関係なく企業経営に専念すると公式に宣言した。現代自動車の鄭淳元副社長は、19日のソウルでの記者会見で「現代自動車は今回の大統領選挙に一切関与しない方針である。国内の代表企業であり、世界トップ5の自動車メーカーを目指す企業としての使命と責任を持って透明経営と雇用安定、技術開発に力量を集中する」と強調した。


◆水害義援金、1000億ウォン超える

 保健福祉部が18日明らかにしたところによると、17日までに総額1007億ウォンの水害義援金が集まった。これは終戦以降の最大規模だった98年の83億ウォンをはるかに超える金額だ。募金参加者は、約2000の企業と団体、一般国民と学生などの680万人と推算される。福祉部は、水害義援金のうち588億ウォンを、台風15号の被災者5万4800世帯に渡した。


◆三星SDI「LCD世界1位」に

 三星SDIは17日、米国平面ディスプレー専門市場調査機関「ディスプレーリサーチ」の報告書「2002年の世界の中小型LCD(液晶表示)供給」を引用し、自社が今年9500万個の携帯端末用LCDを生産し、市場シェア23・6%を達成、世界1位を占めるだろうと明らかにした。同報告書は、三星SDIが今年第2四半期に市場シェア23・7%を占め、日本のセイコーエプソンとオランダのフィリップスを抜いてトップに立ち、第3四半期もトップの座を守る見通しだと明らかにした。


◆韓国産電気炊飯ジャー、日本へ

 韓国産の電気炊飯ジャーが初めて自国ブランドをつけて日本に輸出される。クック電気炊飯ジャーを製造するソングァン電子が18日、自社のクック圧力炊飯ジャーが10月初めにも、日本市場に初出荷されると明らかにした。業界では、今回の輸出で韓国産の電気炊飯ジャー業界が「日本製の象印電気炊飯ジャー」コンプレックスから完全に抜け出せると期待している。


◆北韓国旗使用した応援を禁止

 最高検察庁は17日、教育部、国家情報院、警察庁など6機関関係者のもとに「公安対策協議会」を開き、釜山アジア競技大会期間中(9月29日〜10月14日)、国民が北韓の国旗(人共旗)を振って応援する行為を、全面禁止することにした。検察は韓国大学総学生会連合(韓総連)所属の大学生と一般市民が、大学のキャンパスや競技場の周辺で、「人共旗」を掲揚したり使用した場合、関連規定に従って処罰する方針である。だが、アジア・五輪評議会(OCA)の関連規定と南北の合意により、組織委員会とプレスセンター、選手村、会議場などで「人共旗」を掲揚することと、北韓選手団と北韓から来た応援団が、競技場内で「人共旗」を振って応援することは許可した。


◆紅葉の季節迎えた金剛山、雪嶽山

 今年の秋の紅葉は、23日には金剛山(北韓)、24日には雪嶽山から始まり、南下する見通しだ。気象庁は、全国的に9月下旬の気温は例年と同じくらいだが、10月上旬の気温は例年よりも多少高いと予想している。雪嶽山、金剛山、五台山(江原道)は今月中から紅葉が始まり、来月中旬に絶頂を迎える見通しだ。智異山の場合、10月8日から始まり、10月22日に絶頂を迎える見込みで、内蔵山は始まりと絶頂の時期がそれぞれ10月19日と11月3日になるという。


(2002.09.25 民団新聞)



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